院長 松田和之

新型コロナ感染拡大予防のため、当院が取り組んでいること

新型コロナの感染が全国で大きく拡大しています。子供を持つ皆さんも不安な日々が続いているのではとお察しします。これまでにわかっている新型コロナの特徴と、当院の取り組みをご紹介します。大都市を中心に始まり、地方に広がるコロナウイルスですが、拡大の中心にいるのが大人であるといえます。大都市の繁華街やカラオケ教室、旅行や出張など、子供が単独では行動できないところから、大人が運んで広げてしまっているのが現状です。家族内で大人から子供へうつることはありますが、子供同士で大規模な集団感染を起こしていないところは、他の感染と違うところだと感じています。冬に流行するインフルエンザは、感染の子供が学校に行くと、たちまち学級閉鎖になる事態が毎年繰り返されていますが、コロナで同じようなことは起こっていません。そこで当院では、感染リスクや症状のある大人から院内で感染拡大しないような取り組みを行っています。開院以来、待合室は感染と非感染を完全に壁で隔てており、高機能の空気清浄機を使用し、職員のマスク着用、体調管理の確認を行っています。3密対策として、待合室利用家族数制限、積極的な換気を行い、問診で濃厚接触の可能性や発生地域に往来のあった有症状者は車内待機をお願いしています。さらに付き添いの方、院内に入られる全ての大人の方にマスク着用をお願いしています。また、出入りされる全ての業者さんには電話対応をお願いし、外部からの持ち込みを徹底的に遮断するよう努めています。少しでも安全で安心して受診して頂ける環境を作れるよう日々取り組んでいます。