インフルエンザ検査について

　急に寒くなり、少しずつインフルエンザの患者さんも診察する機会が増えてきました。現在のところインフルエンザAの陽性だけで、流行まではありませんが特定の保育所や学年では集団で感染するケースも出てきています。インフルエンザの診断は症状と診察所見と検査キットで総合的に行うことがほとんどで、当院の検査キットは、発熱（38℃以上）が4時間以上経過していると陽性か陰性かの判断がつきやすくなっています。熱が出てから時間が早すぎるとせっかく鼻から検査をしても偽陰性（本当は陽性なのに陰性で出てしまう）がありますので、お待ち頂いてから検査をさせて頂く場合があります。

また、インフルエンザはワクチン接種により重症化を予防する効果が認められています。当院でも現在インフルエンザワクチン接種を実施しておりますので、まだ接種されていない方はお早めにご予約して下さい。皆様が安心して今年の冬を過ごせるよう願っています。