General pediatric care
一般小児診療
診療案内
こどもはいつ体調が崩れるか分からないものです。
ご自身のこどもが辛そうにしていると、何とかしてあげたくなるのは親御さんとしては当然のことだと思います。
咳、鼻水、発熱、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、発疹、けいれん、おむつかぶれ、などの身体的なことから、発達や育児のご相談など、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。
突然発症する急性疾患から、慢性疾患まで幅広く診療いたします。
また、一般診療は予約制ではなく、来院順でのお受付となりますのでご了承ください。
よく見られる小児の症状・疾患
風邪症状
咳、鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどの症状で、熱が有る場合も無い場合もあります。ウイルス感染が多く、症状に合わせた風邪薬を内服することで症状を軽減し、日常生活を過ごしやすくします。細菌感染の合併が考えられる場合は中耳炎や副鼻腔炎に移行する場合もあり、抗菌薬による治療を併用します。迅速検査や採血などが必要と判断した場合は、適宜必要な検査を行う場合があります。
発熱
こどもの受診でもっとも多いのが発熱です。37.5℃以上が続く場合を病的な発熱と考えます。こどもが熱を出すと心配になりますが、こどもは感染した場合の防御反応としてよく熱を出しますので、元気であれば体温を下げ過ぎてせっかく戦っている免疫力を下げる必要はありません。また赤ちゃんの場合は周囲の環境温や衣服で熱がこもるだけで体温が上がる場合もあります。発熱だけで脳に影響が出ることはありませんので、高熱がでてもすぐに脳への影響を心配する必要はありません。当院では、8か月以上のこどもで、38.5℃以上の発熱があり、ぐったりしている場合に限って解熱剤の使用を推奨しています。
嘔吐
多くは感染性胃腸炎の症状として見られますが、他の疾患が原因の場合もときにあります。嘔吐を繰り返す場合はお早めに受診してください。吐き気止めのお薬でお腹の動きをサポートします。嘔吐が治まったら、少量(スプーン1杯程度)の経口補水液を使用した水分補給を開始します。1口飲んで約 5〜15 分程度様子を見て、嘔吐がなければ少しずつ時間をかけて飲む量を増やしてください。水分はお茶や薄めたリンゴジュースも良いとされています。水分補給を開始して約2時間たって嘔吐がなければ、ゼリーなどの食べやすい食事を開始してみてください。嘔吐当日は無理してご飯を食べることを考える必要はありません。脱水を予防することが最も大切です。おしっこが目に見えて減っている場合は脱水の心配がありますので早めに受診しましょう。
腹痛
腹痛の原因は様々です。感染性胃腸炎や便秘といったものから、腸重積や虫垂炎などのような緊急の対応が必要なものまであります。便秘症はその中でも最もよく見られるものです。便秘で顔色が悪くなったり、強い痛みでうずくまるようなこどももいます。小さな赤ちゃんはお腹が痛いとは言えませんので判断が難しいことがあります。腹痛に、嘔吐や下痢といった他の症状が伴う場合には併せて考える必要がありますのでお知らせください。特に便に血が混じる時は注意が必要です。
急な体調変化でもまずは落ち着いて
突然の体調不良でも焦らず対応を
急に発熱や嘔吐をする、というのは特にこどもが小さな時にはよくある事ですが、実際にご自身のこどもがそうなってしまうと、どうしても焦ってしまうものです。
クリニックでの診療が必要となるケースもありますが、一時的なものであれば、ご自宅で静養する方がこどもにとっては良い場合もあります。
救急対応に関して目安としていただけるページを用意しましたので、もしもの時はご覧ください。
診療の流れ
ご来院に際して、予め診療の流れをご確認いただく事が出来ます。
※診療の内容によっては順番が前後したり、時間がかかる場合がございますので、予めご了解いただきますようお願いいたします。
予防接種・健診は予約受付です。
予防接種・乳幼児健診に関しては事前にご予約いただく予約制です。下記の予約専用番号までお電話いただき、ご予約の上でご来院ください。