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はしか(麻疹)について

 最近、はしか(麻疹)のニュースを見る機会が増えてきました。日本では2026年に入ってから4月22日までに麻疹の感染者が362人報告されており、東京や神奈川などの首都圏が大多数ですが、三重県でも1名報告されています。

 麻疹の感染力は現存するすべての感染症の中で最強クラスで、インフルエンザの約10倍の感染力があります。症状は発熱、鼻汁、咳、目の充血から始まり、高熱、発疹が全身に拡大します。インフルエンザのように直接治療できる薬は無く、症状にあわせた治療しか出来ません。入院を必要とする肺炎などの合併も多く、脳炎の発症率は1000人に1人で、後遺症を残す場合もあります。先進国でも1000~2000人に1人の死亡率とされています。

 この感染力が非常に強く重症度も高い麻疹は、予防するのが最善の方法です。MR(麻疹・風疹)ワクチンは、1回接種で約93~95%、2回接種で約97~99%の予防効果があり、ほぼ確実に麻疹を予防できます。1回目は1歳になったら(2歳までに)出来るだけ早めに接種し、2回目は小学校入学前の1年間が定期接種の期間になります。まだ接種されていない方は出来るだけ早めに接種して危険な病気を確実に予防しましょう。なお、定期接種は無料で接種できますが、定期接種以外の期間でも任意(有料)で接種は可能です。接種をご希望の方は当院までお問い合わせください。