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りんご病ってどんな病気?
最近、りんご病が周辺地域で流行しています。
りんご病の特徴は、ほっぺたがリンゴのように急に赤くなり、手や足にレース状紅斑と呼ばれる網目状の赤みやぶつぶつが出ます。
正式には、パルボウイルスB19というウイルスによる感染です。この頬や手足に赤みが出た時にはウイルスの排出はほとんど無く、感染力はほぼ消失しているため、多くの保育所や小学校では出席停止にはなっていないようです。
この赤みが出る1週間から10日前ぐらいに軽い熱や風邪症状があり、この時期にウイルスの排出が最も多いとされますが、その時期にりんご病とわかることはほとんどありません。
感染経路は咳などの飛沫や感染者との接触感染で、子どもが感染した場合は基本的には軽症の風邪症状で経過します。
ただし妊娠20週未満の妊婦の方が感染した場合は注意が必要です。妊娠可能年齢の女性の20~50%にりんご病の免疫があるとされていますが、感染した場合は約4%程度の確率で赤ちゃんに影響が出る可能性が考えられています。ご家族でりんご病のお子様がいた場合、妊娠初期の方はマスクや手洗いなどの可能な感染対策を行い、必要であれば産婦人科へご相談ください。
